恨む

恨む
うらむ【恨む・怨む】
※一※ (動マ五[四])
(1)人から不利益を受けた, としてその人に対する不満や不快感を心に抱き続ける。

「招待されなかったのを~・んでいた」

(2)(「憾む」とも書く)思い通り, あるいは理想通りにならないことを残念に思う。

「自らの不勉強を~・む」

(3)不満や嘆きを人に訴える。 うらみ言を言う。

「松島は笑ふが如く, 象潟は~・むがごとし/奥の細道」

(4)復讐(フクシユウ)する。 うらみを晴らす。

「一太刀~・む」

※二※ (動マ上二)
{※一※}に同じ。

「褻(ナ)るる身を~・むるよりは松島のあまの衣にたちやかへまし/源氏(夕霧)」「あはれといふ人もあらば, それをも~・みむ/大鏡(伊尹)」「世ヲ~・ムル/日葡」

〔古くは上二段活用。 近世以降四段化したが, まれに上一段に活用した例も見られる。 なお, 上代には上一段活用であったとする説もある〕
‖可能‖ うらめる

Japanese explanatory dictionaries. 2013.

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